選考プロセスと報酬制度について

採用プロセスと評価報酬制度(HELIX)について

私たちは、候補者の皆様に対して、弊社のメンバーと同様の基準で誠実に向き合いたいと考えています。そのため、キャディの評価制度と報酬の考え方について包み隠さず公開しています。 このページでは、現在社内で運用されている評価制度「HELIX」の概要と、それに基づいたオファーの仕組みについてご説明します。

1. 評価制度の基本思想

キャディの評価制度は、単なる査定ツールではなく、「メンバーの成長を促し、会社としてより大きな成果を出すこと」を目的として設計されています。
この制度には以下の重要な特徴があります。
  • 成長と成果の最大化:
    • 個々人が成長し、より大きなミッションを担えるようになることを支援します。
  • 完全な連動性:
    • 評価と報酬は完全に連動しており、評価が決定すれば自動的に報酬が決まる仕組みです。
  • 候補者様=現メンバー:
    • 選考プロセスにおいても、社内の既存メンバーと全く同じ評価基準を適用します。これにより、入社後に「評価のギャップ」や「不公平感」が生まれないようにしています。
  • 変化への適応:
    • スタートアップとして急成長を続けているため、制度自体も今後アップデートされる可能性があります。(本内容は現時点での制度となります)

2. 評価の仕組み(2つの軸)

評価は、「期待役割(総合等級)」「能力評価(コンピテンシー)」の2軸で構成されています。
  • 期待役割(総合等級 Grade 1〜6)
    • 会社が期待するミッションの大きさを表します。
  • 横軸:能力評価(コンピテンシー)
    • エンジニアやデザイナーとしての個別の能力や行動特性を表します。
等級を上げるには時間がかかりますが、能力は日々の業務で着実に成長します。次の等級へ上がるまでの過程も適切に評価・報酬に反映させるため、この2軸評価を採用しています。

A.総合等級(期待役割)

総合等級は現在 Grade 1〜6 の6段階で設定されており、MG3からは「IC(Individual Contributor)」と「EM(Engineering Manager)」のキャリアトラックに分かれます。
■Grade別で期待される役割の概要
MG期待される役割
Grade 6経営に関わるレベルでの成果を牽引する。
Grade 5経営に関わるレベルでの成果を牽引する。
Grade 4複数のチームを横断し、技術本部全体の意思決定や成果に影響を及ぼす。
Grade 3チームを技術的な観点からリードし、チームとしての成果を牽引する。
Grade 2複数人からなるチームやプロジェクトにおいて、主要な開発者として貢献できる。
Grade 1自らの開発業務を自立して完遂できる。
選考においては「入社後1年後に期待できる役割」ではなく、「ご入社いただいてすぐにお任せできる期待役割(再現性のある実績)」に基づいて評価を設定させていただきます。

B.能力評価(5つのコンピテンシー)

能力評価は、以下の5つの項目に分類されます。これらは単なる知識の有無ではなく、「実際の行動としてどう発揮されたか」を中心に行動事実(Fact)ベースで評価します。
  • Hard Skills(業務遂行能力)
    • Expertise: 成果を出すうえで必要な技術力や専門性。
    • Delivery: ユーザーに価値を届けるまでの過程におけるスキルや完遂力。
  • Soft Skills(対人・組織能力)
    • Collaboration: 他のメンバーやチームを巻き込み、影響を発揮する力。
    • Ownership: 組織の枠を超えた当事者意識、およびそれに基づく行動やマインドセット
    • Strategic Thinking: 事業や組織の意図を理解し、その実現のために戦略的に思考・行動する力。

3. 評価の詳細基準(サブ指標)

各コンピテンシー評価には、等級だけでなく、その発揮度合いを測るための詳細なサブ指標(3-1, 3-2など)が設けられています。
  • x-1(例: 3-1): その等級で求められる内容が、少なくとも1回は発揮された。
  • x-2(例: 3-2): その等級で求められる内容が、異なる状況でも再現性を持って発揮されている。
  • x-3(例: 3-3): 次の等級で求められる内容が、一部発揮され始めている。
選考プロセス(技術課題や面接)では、これらの細かい粒度まで含めて候補者様のコンピテンシーを評価させていただきます。

4. 報酬決定のメカニズム

キャディの報酬制度は、「評価が決まれば、報酬も自動的に決まる」という透明性の高い設計を採用しています。
■報酬算出のイメージ 報酬額は以下の要素の「足し算」で決定されます。
  • 総合等級(Grade)が決まると、ベースとなる報酬が決まります。
  • そこに、5つのコンピテンシーそれぞれの評価結果に応じた金額が上乗せされます。
  • コンピテンシーごとに重み付け(金額の大きさ)は異なります。
■重要なポリシー:No Negotiation 上記の通り、報酬は評価制度と計算式に基づいて算出されるため、選考プロセスにおける交渉(ネゴシエーション)によって報酬が変動することはありません。 これは、声の大きい人が得をするのではなく、実力と成果を発揮できる人が正当に報われる公平な組織でありたいという私たちの強い意志の表れです。

さいごに

ここまでお読みいただきありがとうございます。 オファー面談では、この制度に基づき、これまでのご経験をどのように評価させていただいたか、そしてキャディでどのような活躍を期待しているかを具体的にお話しさせていただきます。 ご不明な点や気になる点がございましたら、面談の場で遠慮なくご質問ください。

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