Tohru Onoe
プロフィール

Tohru Onoe
- 新卒でITベンダーに入社し、SE・コンサルタントとしてキャリアをスタートしました。 その後、アクセンチュア株式会社に転職し、IT戦略立案、コスト削減、業務プロセス変革、PMO支援など、幅広いプロジェクトに従事しました。
- 2017年より株式会社リンクアンドモチベーションに参画。 テクノロジー組織の立ち上げに携わり、エンジニア採用・育成・内製化推進をリード。非Tech企業でのゼロからのエンジニア組織づくりを経験しました。
- 2025年4月、キャディ株式会社に入社。 現在はVPoE室に所属し、Tech組織におけるエンジニア採用・組織開発を担当。採用戦略立案から実行、オンボーディングや組織力向上施策まで、Tech組織の生産性とエンゲージメント向上に向けた取り組みを推進しています。
入社した経緯
前職では、エンジニア採用・育成・組織開発をはじめとした、非Tech企業におけるエンジニア組織の内製化や組織拡大を経験しました。その中で、より事業成長と密接に連動した組織づくりに挑戦したいという思いが芽生えました。
キャディは、SaaS企業の成長指標を大幅に超える圧倒的なスピードで事業成長を遂げており、事業と組織が急拡大しているフェーズにあります。これまで自分が経験してこなかったスケールや難易度の課題にも、必然的に挑戦できる環境に強く惹かれました。
また、面談や選考を通じて出会ったキャディのメンバーは、皆さん非常にまっすぐで、裏表がなく、「モノづくり産業の製造業のポテンシャルを解放する」というミッションに真摯に向き合っている方々ばかりでした。組織全体が高い志で統合されていることに感銘を受け、「この仲間たちとなら、どんな挑戦も乗り越えていける」と感じました。
さらに、製造業はグローバルで見ても、日本のGDPに匹敵する規模を持つ巨大産業です。
日本発で世界に通用するプロダクトを作りたいという想いが以前からありましたが、キャディはまさにそれを実現できる可能性を持つ企業でした。実際、キャディのプロダクトはすでに米国市場でも着実に伸びており、「グローバルで勝負できる」ことに強く惹かれ、入社を決意しました。
キャディでの仕事
キャディでは、VPoE室に所属し、Tech組織のエンジニア採用と組織開発を担当しています。
採用戦略・計画の壁打ちから面談設計、カジュアル面談の実施に至るまで、採用プロセス全体を通じて課題の把握と施策立案に取り組んでいます。また、採用活動にとどまらず、入社後のオンボーディングや定着支援、さらには組織力向上に向けた施策にも幅広く取り組んでいます。
これまでの経験を活かし、「単に人数を増やす」ことではなく、「入社した人たちが活躍できる組織をどう作るか」を常に意識しながら動いています。現場マネージャーとの連携を密にしながら、採用基準のアップデートや組織課題の可視化にも積極的に取り組んでいます。
今後は、Tech組織全体の生産性向上やエンゲージメント向上に向けて、より中長期的な仕組みづくりにもチャレンジしていきたいと考えています。
組織が急速に拡大する中で、目の前の課題と中長期的な仕掛けの双方に向き合うことが求められる環境は、決して容易ではありません。しかし、その分、自らの力で組織を成長させていく手応えを感じられる、非常にやりがいのある毎日を過ごしています。
キャディエンジニアとして働く上で「難しくて面白いこと」
キャディでTech組織づくりに取り組む中で感じているのは、「前例のない挑戦をし続けることの難しさと面白さ」です。
製造業という産業は、グローバルで見ても非常に大きな市場でありながら、情報の非対称性やアナログな業務が根強く残っている世界です。
そこに対して、単に技術を持ち込むだけではなく、現場やビジネスへの深い理解をもとに、本当に価値ある変革を起こそうとしているのがキャディのアプローチです。
また、Tech組織自体も急速に拡大しているため、日々生まれる新たな課題にスピード感を持って対応しながら、同時に中長期を見据えた基盤づくりにも取り組む必要があります。
目の前の成果だけでなく、「数年後の組織に何を残せるか」という視点を持ちながら動くことは簡単ではありませんが、だからこそ、組織をゼロからつくっていく醍醐味を強く感じています。
製造業という巨大なリアル産業と、急成長するTech組織の両方を相手に、試行錯誤を重ねながら未来を作っていく。
この環境は、難しいからこそ挑戦しがいがあり、自分自身の成長実感にもつながっています。
趣味や休日の過ごし方
平日はデジタルやバーチャルな世界と向き合うことが多いため、休日はリアルでフィジカルな時間を大切にしています。
子どもたちと一緒に公園で遊んだり、自然の中で身体を動かしたりすることで、日々の忙しさをリセットしています。
個人的な趣味として総合格闘技(MMA)やブラジリアン柔術にはまっており、身体を鍛えるだけでなく、技術を磨き続ける過程に楽しさを感じています。
子供と一緒に道場に通っており、子供の成長に伴い少しずつコミュニケーションが減る中で、共通のチャレンジを通じて新たな絆を育む時間になっています。
また、サウナも欠かせないリフレッシュ手段のひとつです。
デジタルに囲まれた日常を一時的に忘れ、心身を整える時間を意識的に持つことで、次の日からまた前向きに仕事へ向き合うエネルギーをチャージしています。