Ryuichi Kubo
プロフィール

Ryuichi Kubo
- 大学院では主にイネを用いた植物育種研究に夢中になり、修了後は IT の力を信じてバイオインフォマティクス業界に飛び込んだ。 DeNAライフサイエンス時代にはAI創薬プロジェクトに関わり、ケモインフォマティマクスをベースとした創薬のための AI 活用を探索した。
- 2019年から株式会社サイキンソーに入社、2021年からは CTO に就任し、IPO 準備とその先を見越してコーポレートIT部門を立ち上げ、採用・評価制度設計などの人事業務を牽引、組織成長やカルチャーの構築に貢献した。 会社のフェーズの変化とともに 2023年11月に CTO を退任し、シニアマネージャーとして人事と参加型サイエンスプラットフォームの構築、運営をメインに BtoB 事業におけるセールス・企画などを通して事業貢献した。
- 2025年3月、キャディ株式会社に Engineering Manager として入社。 R&Dで産み出した成果のデリバリーをプロダクトマネジメントに組み込むというチャレンジに挑んでいる。 ”いいものづくりを通した成功体験”を再現していきたい。
入社した経緯
どちらかというとキャディに対してはネガティブイメージを持っていました。ちょうど事業転換のタイミングでエンジニアの流出を観測していたためです。
加えて自分が活かせる知識経験がマネジメントに限定されそうで、貢献できそうなイメージを持ちづらく、かつ WEB SaaS の開発経験がなかったため、事業転換後の今は殊更自分の席がないような気がしていました。
そういった背景から、転職エージェントからカジュアル面談をおすすめされたときには、一度断りました。
しかしながら、前職から付き合いのあった VPoE の藤倉さんとのカジュアル面談を勧められていたこともあり、「ネガティブイメージについて正直に聞いてみるか」、「久しぶりに挨拶もしたいし」、とカジュアル面談をお願いしました。
――気づけば入社していました。
カジュアル面談では藤倉さんとの居心地の良い楽しいトークにテンションが上り、その後も様々な部署のマネージャー達と面談を重ねました。
面談を通してどのマネージャーもミッションの理解度が高く、特にアウトカムにこだわって、プロダクトをより良いものにしていこうとする姿勢が共通していたことに僕は喜び、ここで一緒に仕事をしながら、自分の理想とするものづくりを組織全体と共有したいと考えるようになりました。
なにより、それを実装するには申し分ない会社のミッションだと直感しました。
はじめに持っていたネガティブイメージの原因の主なポイント、祖業である Manufacturing 事業をデータプラットフォーム事業に統合するという意思決定も、話を聞いた後はクレイジーで気に入りました。
さらに入社してからは、そんなことはクレイジーでもなんでもなく「やったほうが良いからやる」というだけだった、ということがわかりました。
キャディでの仕事
Data&Analysis 部の Discovery チームで Engineering Manager をしています。
Discovery チームでは主に製造業 AI データプラットフォームである CADDi に蓄積される図面などのデータを資産として活用することを目的とした新規アプリケーションの事業検討を行っています。
具体的には PdM とともに課題発見を行うところから、ユーザーストーリーの組み立て、仮説検証を進め、アプリケーションの設計、開発までを一気通貫でカバーする少数精鋭のチームです。
僕は特にこれまでの R&D に関わってきた知識・経験を活かし、チームの仮説検証をリードすることで、 PdM と共により良いものづくり体験を産み出すことに注力しています。
キャディエンジニアとして働く上で「難しくて面白いこと」
あえて社内での話に限定すると、社内でのエンジニアのプレゼンスをもっと上げられると思うので、「テクノロジーでより良いビジネス、ものづくりを実現してくれ」と、全社から今以上の期待を寄せられるような組織にしなくてはならないと感じています。
難しくて面白いですね。
趣味や休日の過ごし方
家族と過ごしています。
キャンプ、お買い物、公園で遊んだり。
